日本ビーズ通信

私が世界中から原石から宝石が集まる世界最大のツーソンショーに行くようになったのは去年のこと。

私は天然石をメインに買い付けをするのだけど、
高級品、宝石に近くなればちかいほど、重さで（グラムやカラット単位）
で取引されることが多くなる。

一緒に回っているアメリカ人のジュエリーデザイナーの友人にはじめに、
言われたことのひとつに、

「 業者の中にははかりをわざと実際より重くなるように設定している人もいるし、
いちいち毎回計って値段を出してもらうのは面倒でもあるから、
自分でひとつ秤を買ったほうがいいよ。」

そんなわけで以後、買い付け時には携帯用の秤を持ち歩いている。

またあると便利だからと、買い付け時に持っているものはビーズの丸玉のサイズや、
細かい大きさを測れる、ノギス、

細かい傷やインクルージョン（内包物）、クラックなどをみるのに便利な拡大鏡とミニライト。

これらはお店の人がたいてい持っているものだけど、ショーなどではお買い得な場所は
たくさんの人がいる場合が多いので

借りたり、
またいちいち聞いていたりでは時間が有効に使えない。

6月にビーズ作家仲間でアメリカのビーズショーに参加をしたとき、
たくさん買ったビーズを半分とか分けるのに、私の持っているはかりを貸したら
とても重宝していただきました。

キットなどをパックにつめるときに、小さいビーズをいちいち数えるのは大変だし
時間もかかります。そんなときにとても役立つようです。

写真に写っているシルバーの携帯用はかりは
500グラムまで、0.1グラム単位で量ることができます。

秤についての詳細はこちらへどうぞ！

【日本ビーズ通信】
ライター　＆　ビーズ作家
曽野リキ